nanaseの世界

このブログは週間少年ジャンプで連載していた、冨樫義博先生の原作漫画の幽✩遊☆白書の続編小説を中心に、映画のレビューや日々の出来事をメインにしています。

小説更新!!最新話公開中 幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #108「二回戦最終試合・凍矢vs戸熊(大会編)」

仙水忍(せんすいしのぶ)

仙水忍(せんすい しのぶ)

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26歳。A型。6月6日生まれ。

元霊界探偵(二代目霊界探偵)で、幽助の先輩に当たる。

幼少の頃から妖怪達を絶対の悪だと信じて疑わなかったが、ある探偵業の最中に人間の醜悪の極みの所業を見てしまい、完全なる人間不信へと陥る。


そして人間を守る側から滅ぼす側に、180度立場を転向。


その結果生じた7つの人格全ての意見が一致し、魔界の穴を開けて人類を死滅させるべく暗躍を開始する(主人格以外の人格は、おしゃべりでプライドの高い理屈屋「ミノル」、赤子さえ平気で殺す「カズヤ」、武器商人(カズヤのみが扱える気鋼銃などの手入れも担当)の「ジョージ」、樹の前にしか現れない泣き虫の女性「ナル」、炊事洗濯掃除担当(恐らく樹にスペアの黒シャツを預けさせたと思われる)の「マコト」、動物の世話をする(戸愚呂が入っていた水槽の手入れも担当)「ヒトシ」から成り立つ)。

が本当のところはただ単に魔界に行きたかっただけらしく、魔界の穴も魔界の先住者への手土産程度のものだった。


霊気も使用できるが、幻海ですら持ち得なかった妖気でも霊気でも無い、究極の闘気「聖光気」も持ち、「聖光気」を物質化した「気鋼闘衣」を身につけることも出来る。

その際にはS級妖怪と同等の力を持っていた。


然し、幽助と戦ったときには、既に神谷でも治療不可能な悪性の腫瘍に体を蝕まれており、余命幾ばくもない状態であった。


最期は雷禅に意識を乗っ取られ覚醒した幽助に完敗する。


幼少の頃より高い霊能力から妖怪に狙われ、戦い続けていた。


幽助との最後の戦いで初めて楽しんで戦うことが出来、そのことで幽助に礼を言い、次は魔界で生まれ変わることを願いながら死んでいった。


アニメでは転生の願いは描かれず、「自分より強い妖怪に殺されること」という願いが代わりに描かれた。


「ミノル」時には高等格闘技である裂蹴拳と霊力をミックスした霊光裂蹴拳の使い手となり、その独特な動きで幽助を翻弄していた。


中でも、霊気の塊を蹴り飛ばす裂蹴光球波による攻撃を得意としている。

また、発展型の裂蹴紫炎弾は、無数の裂蹴光球波を作り出す多角攻撃用の技である。


「ミノル」時の仙水の格闘技能力は、幽助よりもパワー・スピードともに劣っていたため、霊力と裂蹴拳、それと自身の戦闘経験による勘をメインに勝負を展開していた。

だが、思わぬ反撃を受けてプライドを傷つけられたのか、「カズヤ」に変化。気鋼銃による不意打ちで幽助に重傷を負わせるものの、実際の戦闘能力は「ミノル」にすら劣っていたらしく、コエンマとの会話中に息を吹き返した幽助に簡単に叩きのめされて、いよいよ主人格の忍に変化する。


忍になった仙水の実力は、霊界特別防衛隊ですら手が出せないS級クラスのものとなる。


当時まだ人間であった幽助を一撃で葬り、裏男の亜空間から抜け出した飛影が放った炎殺黒龍波を受けても全く動じることさえなかった。


その後、魔界の断首台の丘で怒りの桑原、飛影、蔵馬と対戦。


2発目の炎殺黒龍波を喰った飛影の邪王炎殺剣を片手で受け止め、桑原の次元刀を回避し、蔵馬の樹霊妖斬拳を裂破風陣拳で弾き返すなど、圧倒的な力の差を見せつけるものの、魔族として再生した幽助相手に、防御主体の気鋼闘衣では分が悪いと判断したのか、攻撃主体のものに形態変化。


互角以上の戦いを繰り広げていたが、幽助が完全に覚醒したため、力及ばず霊丸に散る(最後はあえて避けなかった)。


実際に、劇中において幽助達が対峙した人格は、「ミノル」「カズヤ」そして主人格の忍のみであった。


かつて樹に「死んでも霊界には行かない」と言っていたため、その身体は樹とともに異次元を彷徨っている。


能力者では無いが「暗黒天使(ダークエンジェル)」のコードネームを使用。


2ND STAGEでは仙水の亡骸は樹によって防腐処理が施されて、樹と共に静かに時を過ごしていた。

だが、樹が闇撫の皐月と再会したのを機に死んで永遠の眠りについたかに思えた仙水の物語は再び幕を開ける。