nanaseの世界

このブログは週間少年ジャンプで連載していた、冨樫義博先生の原作漫画の幽✩遊☆白書の続編小説を中心に、映画のレビューや日々の出来事をメインにしています。

小説更新!!最新話公開中 幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #108「二回戦最終試合・凍矢vs戸熊(大会編)」

小説(幽☆遊☆白書~2ND STAGE~)

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #109「二回戦終了(大会編)」

――魔界統一トーナメントCブロックの二回戦・第八試合 凍矢(とうや)×戸熊(とぐま) ーー Cブロック カキーン!! 凍矢と戸熊の剣が激しくぶつかる音が闘場に響き渡る。 ビューーン!!! 戸熊の鋭い剣が凍矢の頬をかすめる。 頬の皮膚が切れて血が流れる。 凍…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #108「二回戦最終試合・凍矢vs戸熊(大会編)」

ーーメイン会場 二回戦はAブロック、Bブロック、Dブロックと終了し、残すのはCブロックのみとなった。 白熱した戦いが続き小兎の実況にも熱が入っている。 「いよいよ二回戦もこの試合が最後です。Cブロックの第8試合、凍矢選手対戸熊選手の試合が間もなく始…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #107「幽助の二回戦(大会編)」

――選手たちの休憩所 魔界統一トーナメント・二回戦のAブロックも6試合が終わり、間もなく7試合目が行われようとしていた。 次の試合に参加する選手を呼ぶアナウンスが流れている。 アナウンスを聞いた凍矢が幽助に声をかける。 「幽助、お前を呼んでいるぞ」…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #106「邪王炎殺双龍波(大会編)」

――救護室 死々若丸が桑原に渡した試しの剣は、鈴木の改良した新型の試しの剣であった。 「それは大会前に鈴木が俺にくれた試しの剣。強力な機能のついた新型だ。これに追加機能の詳しい使い方が書いてある」 そう言うと死々若丸は桑原に、試しの剣の新型に追…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #105「禁呪法・魔封紋(大会編)」

――魔界統一トーナメントBブロックの二回戦・第四試合 周(しゅう)×飛影(ひえい) ――Bブロック 抑えていた巨大な妖気を放出した飛影と周。 二回戦終盤の注目の試合は、いよいよ本格的な戦いに突入する。 「どうやら俺の剣が折れたのは、お前の防御力の高さによ…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #104「飛影vs周(大会編)」

――魔界統一トーナメントBブロックの二回戦・第四試合 周(しゅう)×飛影(ひえい) ――選手たちの休憩所 Bブロックの闘場に向かう直前、躯が飛影に声をかける。 「今からか飛影?二回戦から強敵が相手だな」 「それを言えばお前も前の大会の二回戦からあの女が相…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #103「武威の最期(大会編)」

――Aブロック 生きるか、死ぬか、まさに命賭けの戦いとなった桑原と武威の戦いは終わった。 殺意と憎しみの負の感情を爆発させた武威。 復讐という負の感情を排除した純粋な桑原の生への渇望。 正の感情を爆発させた桑原の想いが、武威の負の感情に打ち勝った…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #102「勝者(大会編)」

――魔界統一トーナメントAブロックの二回戦・第二試合 武威(ぶい)×桑原(くわばら) ――Aブロック 「オリャァァァァァ!!!!!」 「フルパワーァァァァァ!!!!!」 ぶつかり合うお互いの最強の技と技。 桑原が武威に放つ時雨の技、それは狙いを一点に集中し…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #101「回想と決戦(大会編)」

――選手たちの休憩所 「どこから話そうか……」 凍矢達の前で、蔵馬は武威の事を語り始めた。 ――蔵馬の回想 幽助は雷禅、飛影は躯の国に赴き、修行に励んでいた頃に時は遡る。 幽助、飛影の後を追う形で黄泉の誘いに応じて魔界に赴いた蔵馬だったが、当時の蔵馬…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #099「あいつは俺が倒す(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第二試合 梟(ふくろう)×鈴木(すずき) ――選手たちの休憩所 梟の肢体爆弾によって起こった大爆発の映像がスクリーンに映し出される。 飛影の顔が厳しい。 (あの野郎の今の妖気はこの俺に迫るものを感じたぞ) 凍矢…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #097「鈴木の最高傑作(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第二試合 武威(ぶい)×桑原(くわばら) ――Aブロック 雪菜の念信による愛の告白によって、秘められていた力を発揮して、桑原は急激に霊気が強くなった。 今の桑原には、武威に対する恐怖はない。 むしろ自信に満ち…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #096「雪菜の想い(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第二試合 梟(ふくろう)×鈴木(すずき) ――Dブロック 上空から天海が両者を見つめる。 「始め」 天海の声が闘場に響き渡る。 ――選手たちの休憩所 陣がスクリーンに映る梟を観た。 「なあ凍矢、あれはどっからどう見…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #095「動き出した陰謀(大会編)」

――大会を一望出来る崖の上 駁が難しい顔で比羅の隣にやって来た。 「おい比羅、砂亜羅の気が途切れて随分経つが大丈夫なのか?」 「確かにな。外部に魔光気が漏れないように結界を張っているのだろうが、少し時間がかかり過ぎだ」 「砂亜羅の気がこれだけ時…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #094「第二ラウンド(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第二試合 武威(ぶい)×桑原(くわばら) ――Aブロック 実力を見せつける武威。 対する桑原の右手には次元刀がその姿を現した。 「こいつでおめーを鎧ごとぶった斬ってやる」 「初めて見たな。今までと違う剣だ。だが…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #093「死闘の始まり!武威vs桑原(大会編)」

――魔界統一トーナメントのAブロックの二回戦・第二試合 武威(ぶい)×桑原(くわばら) ――メイン会場 小兎の解説が始まる。 「Aブロックの二試合目は本大会で唯一の人間である桑原選手の登場です。そして一回戦で月畑選手を一撃で倒して、観客の皆さんのど肝を抜…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #092「蔵馬vs電鳳戦の結末」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第一試合 蔵馬(くらま)×電鳳(でんぽう) ――Dブロック 妖狐蔵馬の身体から毒死草がその姿を現した。 「行くぞ」 毒死草の中心部には目玉のようなものが見える。 そしてその少し下には口らしきものがあった。 《グ…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #091「毒死草(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第一試合 蔵馬(くらま)×電鳳(でんぽう) ――Dブロック 妖狐蔵馬は電鳳を攻略する方法を頭をフル回転させて考えている。 (さてどうするか) 電鳳の強さはやはり圧倒的。 現時点の妖狐蔵馬ではまともに戦っても勝つ事…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #090「蔵馬の切り札(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第一試合 蔵馬(くらま)×電鳳(でんぽう) ――Dブロック シュゥゥゥゥゥ!!! 妖狐蔵馬がさっきまで立ってた場所に電鳳が立っていた。 その足下は黒く焦げている。 「やるじゃないか。あれをかわしたか」 電鳳は直…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #089「俺は美味くないぞ(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第一試合 蔵馬(くらま)×電鳳(でんぽう) ――Dブロック 《ギイギギギ》 電鳳に激しい敵意を剥き出しになったオジギソウが電鳳に向かって動き始めた。 妖狐蔵馬がオジギソウにもう一度命じる。 「あれはお前に害をな…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #088「蔵馬vs電鳳(大会編)」

――魔界統一トーナメントのDブロックの二回戦・第一試合 蔵馬(くらま)×電鳳(でんぽう) ――メイン会場 「あーっと!!Dブロックでは蔵馬選手が妖狐の姿に変わりました!!!これは非常に注目です」 蔵馬が試合開始早々に妖狐化した事で小兎のテンションが上がっ…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #087「二回戦ともう一つの戦いの始まり(大会編)」

魔界統一トーナメントは一回戦の試合を全て終えて、 いよいよ二回戦に突入しようとしていた。 ――選手たちの休憩所 樹里が休憩所に入ってきた。 マイクを握り締める。 「これより二回戦を行います。第一試合に出場する選手の方はそれぞれの闘場に向かってくだ…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #086「樹の新たな動き(大会編)」

ーー亜空間 何も無い果てしなく広がる世界。 闇撫の樹は仙水忍の遺体の傍にいた。 すぐ横には、魔界の7番地区にて、ゆりから得た情報から回収した雷禅の遺体が横たわっている。 雷禅の肉体は綺麗な状態でまるで眠っているかのようだ。 樹は自分の手の中にあ…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #085「決着!幽助vs陣(大会編)」

――魔界統一トーナメントのAブロックの一回戦・第十四試合 浦飯(うらめし)×陣 (じん) ――Aブロック ギュウウウウウ 陣は上空に向かって飛んで行った。 ――Aブロックの上空 上空にやって来ると、陣は地上を見下ろした。 強い魔界の風が吹き荒れる上空はやはり心…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #084「魔光気(大会編)」

――魔界統一トーナメントのAブロックの一回戦・第十四試合 浦飯(うらめし)×陣 (じん) ――Aブロックの地上 幽助、ニヤリ。 「完成だ。待たせたな陣。覚悟しゃがれ」 幽助は気で作られた装束のような気鋼闘衣を纏っていた。 気鋼闘衣は黒く、美しい光沢が煌めい…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #083「幽助の新しい力(大会編)」

――魔界統一トーナメントのAブロックの一回戦・第十四試合 浦飯(うらめし)×陣 (じん) ――メイン会場 「あ、あれは!?」 北神はスクリーンに映る映像に驚いた。 それは陣がまた新たな技を使い、その直撃を受けた幽助が岩壁に思いっきり叩きつけられていたから…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #080「チビッ子?対決の決着(大会編)」

――Aブロック闘場内にある深い森 「あいつは何処に行ったんだ?」 修羅は森の中で鈴駒の姿を見失なっていた。 ザッザッザッ 修羅は暗く深い森を歩いてゆっくりと進んで行く。 「結構、深い森だ」 修羅が深い森と言うほど、闘場に設置されている森は険しく、数…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #079「修羅の実力(大会編)」

――魔界統一トーナメント一回戦のAブロックの第七試合・修羅vs鈴駒の戦いは続く。 鈴駒は修羅の防御壁の攻略方法を探す為、修羅に接近して激しい攻撃を続けていた。 「これでどうだー!」 ビューン!! 鈴駒は強烈なパンチを修羅の顔面を狙って放つ。 ピキー…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ #077「修羅vs鈴駒(大会編)」

――魔界統一トーナメント一回戦のAブロックの第七試合目が間もなく始まろうとしていた。 Aブロックの第七試合には、鈴駒と修羅が登場。 幽助たちにとっては注目の一戦となる。 ――選手達の休憩所 「Aブロックの六試合目が終わったみたいだ。もうすぐおいらの出…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ 076「ナルシストの恋(大会編)」

――魔界統一トーナメントDブロックでは四試合目が始まろうとしていた。 鈴木(すずき)×駒形(こまがた) 上空から審判が両者を見つめる。 この試合の審判はあの樹里である。 樹里、鈴木の顔を見ながらニコリ。 (フフッ、鈴木の試合だから無理言って変わってもら…

幽☆遊☆白書~2ND STAGE~ 073「武威(大会編)」

――魔界統一トーナメント一回戦・Aブロックの第二試合 時雨(しぐれ)×鵤(いかる) ズバッ!! 「ぐわっ!!」 時雨の手を離れ、回転した燐火円磔刀が鵤の背中を切り裂く。 パシッ そしてブーメランのように時雨の手元に燐火円磔刀が戻っ。 「ハァハァハァ……」 …