御堂(みどう)
御堂(みどう)
※画像はアニメ「スレイヤーズNEXT」のヘルマスター。
御堂のモチーフです。
魔界の2番地区の最南端に洞窟を作り、大昔から住んでいる。
躯よりも遥かに歳上である。
見た目は目の大きな長髪の少年で、初めて彼に会う者の殆どが老妖怪と伝わるイメージとのギャップに驚く。
彼自身の妖力はA級妖怪程度だが、異常な数の能力を持ち、彼の住む洞窟内は、その能力を使い、入ってきた妖怪の妖力をD級妖怪にまで落とす事が出来る。
あまり知られていないが、この能力は実は洞窟の外でも使う事が可能である。
彼の能力で一番凄い事は、他者に本人が望む能力を授ける事が出来るということ。
だが、タダで能力を与えず、必ず相手に試練を与えてそれを乗り越えた者が、新たな能力を得る事が出来る。
数多の妖怪が試練を受けたが、その大半が失敗している。
試練に失敗すると、負の感情が爆発して、理性を無くしてあらゆる生き物を憎み、その命を奪う殺戮者となる。
魔界の人々は、御堂から誕生せし者として、「御堂の子」
と呼んでいる。
躯の支配する2番地区では、治外法権を躯から得ており、あまりお互いに干渉しないという契約も結んでいる。
躯ですら、D級妖怪クラスまで妖力を抑えられるという。
その為、躯も御堂には手も足も出ずに契約という形をとっている。
煙鬼が魔界の王となってからも、変わらずに2番地区最南端の洞窟での治外法権を許されている。
2ND STAGEに登場する全てのキャラクターの中で最強の存在である。
新たな能力を得る為にやってきた飛影に試練を課す。
飛影は御堂の姿を見てもあまり驚かなかった。
(コエンマで既に耐性が出来ていた為)
試練に失敗した者たちの成れの果てである御堂の子は、その殆どが討伐されているが、中には、手に負えない者もいる。
それは御堂自らが出向き殺している。